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ニールセン トータルオーディエンスレポート 2021年3月版

1分で読む|2021年4月

~現在のメディアにおける広告~

今回のニールセントータルオーディエンスレポートでは、広告を新たな視点で考えてみました。消費者の過ごしている場所や支出についての考え方、それがどのように変わってきたのか、ブランドのチャンスとは何か、現在、成長している広告分野はどれか、といったことを見ていきます。家で長い時間を過ごす人が今も大勢いる中、テレビは依然としてメディア消費の中心であり、広告主にとっては視覚に訴え、消費者とつながるための重要な機会となっています。2020年はストリーミングが広く普及した1年でもありました。これをきっかけに定額制と広告モデル型も含め、多くのストリーミングサービスやプラットフォームが登場しましたが、広告のない定額制ストリーミングサービスだからといってブランドに宣伝のチャンスがないわけではありません。現在、広告モデル型ではないストリーミング番組でのブランドインテグレーションへの関心が高まっており、中にはストーリーの本編に大きく関わっているブランドもあります。

消費者の信頼感が高まり、人々が家で過ごす時間が増えている今、マーケターは消費意欲の高い消費者にリーチする機会を得ています。テレビの消費は依然として健全で、テレビ広告は他のプラットフォームよりも信頼されています。さらに、ストリーミング革命が進行中で、消費者に大規模にリーチできる新しいデジタルチャネルがあり、新たな視聴者を獲得することが期待できます。

本レポートでは、次の主要なテーマを取り上げています。

消費者は「ノーマル」に戻ることに希望を持っている:COVID規制が解除されたら、アメリカ人は「旅行をしたい(73%)」、「外食したい(73%)」、「対面礼拝に参加したい(75%)」、「美容院/散髪/ネイルサロンに行くこと(74%))」、「ジム、フィットネスクラブに行きたい(68%)」など消費者はあらゆる社会活動の再開を望んでいます。

プラットフォーム別の信頼度:広告に対する信頼度は、依然としてテレビとラジオが最も高い割合を占めています。実際、35-49歳の60%がラジオ番組を「非常に信頼できる」または「やや信頼できる」と考えており、テレビも59%が信頼できるという結果となっています。

ストリーミングとブランドインテグレーションが拡大:Netflixで配信された「Cobra Kai」のシーズン1及び2では、レンタカー会社のEnterprise社のブランドインテグレーションがストーリーに組み込まれ、レンタカー利用者の主要な年齢層である21歳以上の視聴者に対し、30秒CMと同等の価値のある800万以上のインプレッションを獲得しました。

Radio, Smartphones and TV dominate weekly reach, but Time spent on TV Reigns Supreme

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