レクリエーションとしてのランニングやジョギングは、どのスポーツよりも参入障壁が低い。スニーカーと動きやすい服装があれば、すぐに始められる。そして、何百万人ものアメリカ人が毎日舗装道路を走っている。実際、ニールセン・スカーボローの調査によると、成人アメリカ人の4分の1以上(26.4%)が、過去1年間にランニングやジョギングをしたことがあるという。
しかし、楽しむためのランニングとスポーツのためのランニングには大きな違いがある。特筆すべきは、競技として走る人の数が圧倒的に少ないことだ。ニールセン・スポーツ・スポンサーリンクの調査によると、米国で定期的にマラソン、ハーフマラソン、トライアスロン、5kmレースなどの競歩レースに参加している成人はわずか5%である。
しかし、メダルを獲得して自慢するためであれ、体型を維持するためであれ、ランナーは一般の成人とは一線を画している。さらに重要なのは、彼らがフットスプリントに熱中することで、運動以外の習慣に光を当てることができるということだ。
例えば、オンライン・デートの相手と出会うために、公園をジョギングするのもいいかもしれない。過去1年間にランニングやジョギングをしたことがある人は、独身で未婚である可能性が38%高い。
独身であれ既婚であれ、過去1年間にランニングをしたことのある人は、そうでない人に比べて、有職者、大卒者、高所得者層である可能性も高い。
地理に惑わされてはいけない。ニューヨーク、シカゴ、ボストンは地球上で最も有名なマラソン大会の開催地だが、これらの都市圏は人口あたりのランナー数が最も多いと思うかもしれない。しかし、そうではない。ヒューストン、ソルトレイクシティ、サンディエゴでは、成人人口の35%以上が過去1年間にジョギングをしたことがある。一方、シカゴでは31%、ボストンでは28%、ニューヨークでは26%である。