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ウェアラブルBluetoothユーザー、常時接続の消費者

2分で読む|2014年6月

ウェアラブル」という言葉は、消費者が身につけることができるコネクテッド・デバイスの種類が進化し続けているため、最近ではよく耳にするようになった。そして、その進化とともに、ユーザーのデータプランも進化している。実際、ニールセンの新しい分析結果によると、アンドロイド搭載ウェアラブルの所有者は、平均的なアンドロイド・ユーザーよりも、様々なアプリにアクセスし、データ使用量もかなり多い、非常に熱心なスマートフォン・ユーザーであることが示されている。

アンドロイド搭載のウェアラブル・ブルートゥース・デバイスの実際の使用状況を把握するために、EMM(Electronic Mobile Measurement)を使用したこの分析では、2013年9月から2014年2月にかけて、これらのデバイスの使用が急増していることが確認された。2月までに、これらのユーザーのうち250万人が、フィットネストラッカーやスマートウォッチなどのウェアラブル端末を所有しており、これは2013年9月のほぼ5倍であった。さらに、これらのウェアラブル端末所有者は、その月に平均14回端末を使用している。

消費者もメーカーも、フィットネス目標を達成するためにテクノロジーを利用する、健康志向の状態にある。実際、Androidスマートフォンからアクセスされるウェアラブルデバイスの60%はフィットネストラッカーに分類され、8%はmHealth(モバイルヘルス)デバイスである。スマートウォッチも健康状態をモニターする機能を備えており、Androidユーザーが所有するウェアラブルデバイスの4分の1を占めている。

フィットネスデバイスの普及は、フィットネスアプリの利用も後押ししている。2014年2月、Fitbit(160万ユニークユーザー)、Calorie Counter & Diet Tracker by MyFitnessPal(42万9000ユーザー)、Nexercise(34万ユーザー)が、ウェアラブルユーザーの間でフィットネスアプリのトップ3だった。

では、ウェアラブルユーザーはスマートフォンで他に何をしているのだろうか?全体的に、ウェアラブル・ユーザーはソーシャル・ブラウザーであり、平均的なモバイル・ユーザーよりもウェブを閲覧し、ソーシャル・ネットワーキング・サイトにログインし、テキスト・メッセージを送り、位置情報サービスを利用する。また、検索サービス、電子メール、地図を利用する傾向も高い。2014年2月だけで、ウェアラブル・ユーザーはウェブ・ブラウザに12時間22分、ソーシャル・ネットワーキング・サイトに11時間27分、テキスト・メッセージに6時間33分、平均的なモバイル・ユーザーをはるかに上回る時間を費やしている。

ウェアラブル端末ユーザーの常時接続状態は、データ通信サービスとWi-Fiの全体的な使用量からも見て取れる。平均的なアンドロイド・ユーザーは月に5.61GBのデータを使用しているのに対し、平均的なウェアラブルBluetoothデバイス・ユーザーはその約2倍の9.49GBを使用している。さらに、ウェアラブル端末ユーザーのWi-Fiネットワークにおける1人当たりの平均データ量は、成人の全Androidユーザーよりも74%多い。

方法論

インサイトニールセンについて AndroidユーザーのBluetoothウェアラブルデバイスの利用状況およびモバイルアプリの利用状況は、パネリストのスマートフォン(18歳以上のパネリスト約5,000人、AndroidおよびiOS端末)に許可を得てインストールされるニールセンのオンデバイスソフトウェア、Electronic Mobile Measurement(EMM)を用いて収集された。

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