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メディアエコシステムにおけるギャップを埋めるためのオーディエンスセグメントの活用

1分で読む|ニールセン グローバル計画商品担当SVP ジェイ・ニールセン|2021年9月

ブランドにとって、顧客や見込み客を具体的に把握することが今まで以上に重要となっています。

ファーストパーティデータは強力ですが、なぜなら、ファーストパーティデータは消費者が自社ブランドと関わりを持っている時の情報しか反映していません。

企業のマーケティング担当者は、消費者が自社ブランドにどのように関わっているかを把握する必要があります。

先ほどの銀行の例に戻ると、銀行ブランドがファーストパーティデータに依存してしまうと、顧客との接触ポイントにおいてエンゲージメントを獲得するにあたり、顧客の金融プロフィールしか活用することができません。

過去10年間、メディア業界は広告の実施にあたり、信頼性の高いファーストパーティティデータ、セカンドパーティデータおよびサードパーティティデータの利用を促進する上で必要となる柔軟性とツールを模索し続けてきました。

消費者がパーソナライゼーションを求める今、データの信頼性は企業のマーケティング担当者にとって大きな意味を持ちます。

メディアプランニングやバイイングは複雑な業務で、さらにデバイスやチャネルの細分化が複雑性に追い打ちをかけています。

先見性のあるブランドは既に機会を捉えていますが、多くのブランドにとっての課題は、メディアプランニングとバイイング業務をつなぐ一貫性の欠如です。プランニングとバイイングで異なるオーディエンスセグメントが利用されることは、決して珍しくありません。 

現代のメディアプランニングとバイイングにおける重要な要素は一貫性です、広告主は、特に、従来のテレビ広告枠のプランニングとバイイングにおいては、一貫したオーディエンスセグメントを用いた取引に頼っています。

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