動画から 銀行、オンラインショッピングまで、デジタルは今年、多くのマーケターと消費者の関心の的だった。2014年を締めくくるに当たり、ニールセンは米国の最新スマートフォンアプリとオペレーティングシステムの上位を含む、デジタルのトップトレンドを調査した。
消費者は今年、インターネットのソーシャル・スペースを重要視したようで、上位のスマートフォン・アプリの大部分は、友人や恋人、猫の動画などとのつながりを中心にしたものだった。実際、前年比で最も変化したアプリは、会話を続けるために設計されたアプリだった：Facebookメッセンジャーの利用は2013年以来242％増加した。フェイスブックは、ソーシャルネットワークアプリでも1位をキープし、毎月の平均ユニークユーザー数は1億1800万人を超えた。2位はGoogle Searchで、ニールセンについて 9000万人の平均ユニークユーザーを獲得し、次いでYouTubeが8800万人の平均ユニークユーザーを獲得した。
スマートフォンの普及率は2014年初頭の69％から、2014年10月までに米国の携帯電話加入者の76％まで伸び、加入者の大多数がアンドロイド（52％）とiOS（43％）の端末を使ってアプリにアクセスしていた。米国のスマートフォン所有者の3％がウィンドウズフォンで動作する端末を使用し、2％がブラックベリーを使用していた。
2014年のトップ・スマートフォンアプリ
| 順位 | アプリ | 平均ユニークユーザー数 | 前年同期比 |
|---|---|---|---|
| 1 | フェイスブック | 118,023,000 | 15 |
| 2 | グーグル検索 | 90,745,000 | 14 |
| 3 | ユーチューブ | 88,342,000 | 26 |
| 4 | グーグルプレイ | 84,968,000 | 11 |
| 5 | グーグルマップ | 79,034,000 | 26 |
| 6 | Gmail | 72,405,000 | 8 |
| 7 | フェイスブックメッセンジャー | 53,713,000 | 242 |
| 8 | グーグル | 48,385,000 | 78 |
| 9 | 43,944,000 | 34 | |
| 10 | 音楽（iTunes Radio/iCloud） | 42,546,000 | 69 |
| 出典ニールセン注：ランキングは2014年1月～2014年10月の平均ユニーク視聴者数。前年比増減率は、2013年10月のユニークオーディエンスと比較した2014年10月のユニークオーディエンスを表す。 |
方法論
ニールセンのEMM（Electronic Mobile Measurement）は、スマートフォンのパッシブ計測技術を利用し、オプトインの利便性パネルでデバイスやアプリケーションの利用状況を追跡する、観察的でユーザー中心のアプローチです。結果はNielsen Mobile Netview 3.0を通じて報告される。iOSとAndroidの両方のスマートフォンデバイスで、米国内に約5,000人のパネリストがいる。この方法では、行動が中断されることなく追跡されるため、スマートフォン上のすべての行動を総合的に見ることができます。
ニールセンが米国の13歳以上の携帯電話契約者30,000人以上を対象に毎月実施している調査に基づくデータ。携帯電話所有者は、米国の携帯電話契約者を人口統計学的に代表するように重み付けされた、メーカーおよびモデル別に主要な携帯電話機を特定するよう求められている。
