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プレイリスト21世紀のミックステープ

1分で読めるシリーズ|2017年9月

テープやCDに収録した楽曲を友人や恋人と共有するという前提は、デジタル時代になっても変わっていません。そして今、プレイリストは音楽体験の重要な要素となっています。

米国で音楽をストリーミング再生している人の4分の3近くがオンラインプレイリストを作成しており、一部は自分用、一部は他の人と共有しています。音楽リスナー全体の半数以上が、ジャンルやアーティストをまたいで楽曲を選んでプレイリストを作成し、そのリストを他の人と共有する人は32%で、2016年の24%から増加しました。

プレイリストは、ニールセンの「2017 U.S. Music 360 Report」に見られるパーソナライゼーションのトレンドの一部です。プレイリストのキュレーション、音楽デバイスの選択、ソーシャルメディアチャンネルで共有するものの決定などを通じて、音楽を聴くことはこれまで以上に個人的な体験になっています。

誰かが監修したプレイリストを贈られることは、心のこもった贈り物のように思えるかもしれませんが、リスナーの多くは、友人や家族が教えてくれるリストや公開されているリストよりも、自分で作成したリストを好むと答えています。プレイリストの作成機能は、音楽リスナーがどの音楽ストリーミングサービスを利用するかを決定する際の要因の一つとなっています。

プレイリスト、音楽発見のトレンド、テクノロジーとソーシャルメディアがリスニング習慣をどのように変化させているかについての詳細は、2017年版米国音楽360レポートをダウンロードしてご覧ください。