NCAA男子バスケットボールのシーズンの集大成は「マーチ・マッドネス(3月の狂気)」と呼ばれるかもしれないが、決して狂気的な時期ではない。実際、ビールや手羽先、ピザで祝杯をあげ、友人や同僚と切磋琢磨し、ブラケットを競い合うファンにとっては、とても幸せな時間なのだ。
ニールセン・スポーツ・スポンサーリンクによれば、NCAA男子バスケットボールの人気はプロ・バスケットボールやカレッジ・フットボールには及ばないものの、それでもアメリカでは成人人口の58%が関心を寄せており、大きな支持を得ている。そしてファンは、バーやレストラン、ジムなどで他の人たちと一緒に観戦することで、ブザービーターやブラケット破りの瞬間への情熱を分かち合うことが多い。
2018年のNCAA男子バスケットボール・トーナメントでは、このようなOOH(アウト・オブ・ホーム)視聴によって、1回戦から全米タイトル戦まで2桁の視聴率上昇が見られ、ファイナル4回戦でピークに達した。そして、よりソーシャルな視聴を促進したのは若いファンだった:18-34歳の層は、トーナメント期間中、OOHで試合を見る可能性が最も高かった。
OOHテレビ視聴が盛んな場所(ジム、レストラン・バー、空港など)といえば、NCAA男子バスケットボールのファンは、一般の人々に比べてこれらの場所でより多くの時間を過ごしていることがわかります。実際、これらのファンは、過去30日間にスポーツバーに行った確率が89%も高いのです。
友人と観戦に出かけるファンも、家でゆっくり観戦するファンも、マーチマッドネスを愛する人々は、お祝いにスナックを買い込むだろう。ニールセンのFanLinksは、実際の世帯購買データと報告されたファンの行動を結びつけ、熱心なNCAA男子カレッジバスケットボールファンのいる世帯は、チューインガム、ポップコーン、チーズパフ、トルティーヤチップスを購入する傾向が一般人口より高いことを示している。
大学バスケットボールのファンは、試合以外にも多くの趣味や関心を持っている。主な趣味は、料理、オンラインショッピング、ビデオゲーム、芝生や庭の手入れ、家の改善などである。
セレクション・サンデーは3月17日で、NCAA男子バスケットボールトーナメントは4月8日にミネアポリスで行われる優勝決定戦で幕を閉じる。