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パラスポーツを通じた社会変革の推進と意識改革

1分で読めるシリーズ|2016年9月

今月開催されるリオ2016パラリンピックに参加するアスリートは、国を代表してメダルを争うだけでなく、1960年にイタリアのローマで開催された第1回パラリンピックから続けている、固定観念への挑戦、社会的な障壁の除去に取り組んでいます。

国際パラリンピック委員会と国際オリンピック委員会の合意により、1988年からオリンピックと同じ都市、同じ会場で開催されています。

ニールセンのパラリンピックムーブメントに関するレポート「Paralympics and Para-Sports」(インサイト )では、パラリンピックの人気がいかに高まっているかが示されています。特に、2012年ロンドンパラリンピックでは、2008年の北京大会の3倍もの人々がパラリンピック中継を視聴しました。また、参加国や参加選手の数も増えています。

夏季パラリンピックとパラスポーツの成長、テレビ視聴者数、観客動員数

注目度が高まるにつれ、障がい者に対する見方も大きく変わってきました。2012年ロンドンパラリンピック後の調査では、明らかな意識の変化が見られました。

パラリンピック ロンドン2012の認識

パラリンピックは、こうしたオリンピアンがスポーツの技を披露するだけでなく、差別をなくし、インクルージョンを高めるための触媒としての役割を担っています。開催都市は、国際パラリンピック委員会のアクセシビリティ基準に沿って、会場だけでなく、交通機関や宿泊施設も整備し、大会以外の街全体のアクセスも向上させています。

社会的責任、優れたアスリート、成長するイベントと関わる機会を求めて、より多くのブランドがスポンサーとして名乗りを上げています。

ニールセン スポーツ グローバル戦略担当プレジデントのグレン・ロヴェットは、「多くのブランドが社会的意義を求めている現在、パラリンピックの機会は否定できない」と述べています。

160カ国以上から約4,350人の選手がリオに集結し、22種目528のメダル種目で競い合います。リオ2016パラリンピック競技大会は、2016年9月7日から18日まで開催されます。

詳細については、ニールセンのパラリンピックとパラスポーツレポートをダウンロードしてください。

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