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アメリカの娯楽ファンにもスポンサーにも人気

2分で読む|2018年7月

約半世紀の時を経て、アメリカの娯楽は今年、第89回メジャーリーグベースボール(MLB)オールスターゲームのために首都に戻る。そして、毎年恒例のシーズン中盤のオールスターイベントが開催されれば、何百万人もの観客が注目するだろう。アメリカ人の間では、プロ野球はフットボールに次いで2番目に人気のあるスポーツである。

ニールセン・スカボローの調査によると、アメリカでは成人の約42%がMLBの試合をテレビで観戦したことがあるという。しかし、ファンは試合を見るだけでなく、聞くこともしている。実際、メジャーリーグは米国で最も聴かれているスポーツであり、成人の約12%が過去1年間に試合の放送を聴いたことがある。ニールセンの4月のポータブルピープルメーター(PPM)ラジオ視聴率では、MLBのシーズンが始まるとスポーツラジオ局の聴取率が季節的に上昇することが確認されている。

MLBは、その多くのファン層、試合数の多さ、テレビ視聴者がアクションに集中したときにブランディングを捉える安定したカメラアングルによって、スポンサーに貴重な露出を提供している。2017年のレギュラーシーズン2,430試合の放送で、ブランドは15億ドル以上のテレビ露出を受けた。  

銀行、保険、自動車、ビール、航空会社、通信が、2018年のMLB試合における上位スポンサーカテゴリーである。そして、これらのカテゴリーは2018年のMLBオールスターのお祭りにもよく表れており、マスターカードが試合のエンタイトルメントスポンサー、GEICOがファンフェスタのスポンサー、Tモバイルがホームランダービーのプレゼンターを務めている。

ホームプレートがこれだけ注目されているのだから、ホームプレート裏の回転ボードが、試合中継中のスポンサーシップの不動産として最も価値があるのは当然だろう。シーズン半ばの時点で、回転ボードはすでに累計3億400万ドルの露出を実現し、ホームプレート後方の静止ボードが1億8070万ドルでそれに続く。

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